当院の基本理念

 獣医学も進歩が目覚ましく、高度医療の提供を目指す獣医さんもちらほらみられるようになりました。しかし、学問だけが進歩して病気だけを見ていたのでは、何かしら頭でっかちの気がしますし、どんなことをしても、治療にいくらかかっも治ればよいというものでもないと思います。もちろんそれを望む飼い主さんは大病院や大学病院の治療を受ければよいのですが、病気というものは完治するものもあれば、再発するものもあります。継続治療をしなければならないものもあります。そして何れにしても費用もかかります。飼い主さんの立場に立って出来るだけ費用も抑えられるように心がけてまいりましたが、これからもそのスタイルを変えるつもりはありません。

 ペットを痛みや苦しみからまず解放してあげて、そして飼い主さんとともに安定した生活に戻れるように導いていくのも我々の医療だと考えています。

 手術をすれば費用もかかる、動物に痛みや極度の恐怖を与えてしまったりもする。もちろんそれで治れば一時のことかもしれないけれど、手術をしなくても治る病気や、完治しなくても安定化を計って通常の生活に戻れてより長寿が期待できる病気もあるんです。

 

例えば

  1. 猫のFUS(泌尿器症候群)は手術をせずに治すこと
  2. 犬の椎間板ヘルニアは手術をせずに安定化を図る事こと  など

 

 当院では、病気の治療に対して手術も含めた複数の治療方法をお示しし、尚且つ最終的に手術しかないという場合以外、積極的にそれを進めることはないように心がけております。

 飼い主さんが動物たちとより長い時間を過ごせますように、わかりやすい言葉でつどつどお話し、ご相談を承りたく存じます。